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パラジウムメッキ


パラジウムメッキ

金属アレルギーを起こさないお肌にやさしい貴金属メッキです。
金メッキの下地などに付けてニッケルアレルギーを防止します。



パラジウムメッキについて

パラジウム(パラジューム)メッキには純パラジウムメッキとパラジウム-ニッケル(6:4)合金メッキの2種類が有ります。金メッキやロジウムメッキなどの下地として耐食性を 上げる役割の他、ロジウムメッキや銀メッキ、ニッケルメッキの代わりの銀白色メッキとして使われます。ロジウムより多少暗い感じの色調です。しかしニッケ ルメッキよりもはるかに耐食性が良く、色もニッケルより明るいので高級装飾品のシルバー色メッキによく使われます。銀メッキのように黒く変色することもあ りません。

純パラジウムメッキよりパラジウム-ニッケル合金メッキの方が安く しかも耐食性、伸び等の物理的性質が優れているため、厚付けが可能で色調も明るい銀白色光沢のメッキ被膜です。
純パラジウムメッキは金属アレルギー、ニッケルアレルギー防止のために金メッキの下に素地金属のニッケルやニッケルメッキなどとのバリアーとして使います。


パラジウムメッキ(眼鏡)

パラジウムメッキ(眼鏡)





特徴・用途・適応素材・処理可能寸法


特徴
  • 白金属の中では白金、ロジウムより安い。
  • 安価な為金メッキの下地に付けて耐食性、光沢を補完する
  • メッキ液は安定しており、使いやすく不良も少ない。
  • 変色しない。
用途
  • 装飾品のシルバー色の白色光沢のメッキとして
  • 金メッキやロジウムメッキの下地メッキとして耐食性を補完する
  • 純パラジウムメッキはニッケルアレルギー防止として使われる
適応素材
  • 銅、銅合金、真鍮、ニッケル合金、鉄系合金、ステンレス
  • チタン、チタン合金、形状記憶合金
処理可能寸法 200×400×200




よくある質問


パラジウムとは何ですか?

パラジウムはあまり馴染みの無い金属ですが、金や銀、白金(プラチナ)と同じ貴金属で身近にあります。
歯医者さんが使っている銀歯はパラジウムです。

最近は白っぽいセラミック状のものに変わってきていますが、まだまだ使われています。

貴金属の一種なので、金や白金、ロジウムなどと同じくらい金属アレルギーに対して有効なため単独又は金メッキなどの下地として使用されています。
原子記号はPdです。

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パラジウムの性質

英語Palladium 原子番号46 元素記号Pd 白金属元素、貴金属にも分類される。
比重は12.0、融点1555℃
化学的安定性は他の白金属にはやや劣り、硝酸に溶ける。価格は白金属の中では最も安い。
体積の900倍以上の水素を吸う水素吸蔵合金である。


実績紹介


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