製品案内・メッキ

白金メッキ(プラチナメッキ)


プラチナメッキ

シルバー色の最高位貴金属メッキは白金メッキ(プラチナメッキ)です。
水素水サーバーなどの不溶性白金メッキ電極にも使われます。



白金メッキ(プラチナメッキ)について

白金(プラチナ、Pt)は金と並ぶ貴重な価値のある金属です。白金(プラチナ)は高耐食性ですが、一般的には色調が暗い為に チタン製の白金電極などへの工業分野でのメッキの用途が主になりますが、株式会社ワカヤマでは装飾用にも使える優美な明るい銀白色の白金メッキ(プラチナメッキ)が可能です。

メッキの色調が優美な明るい白色なので衛生的に見える為 水素水生成器、電解水生成器のチタン白金電極にも使われており、多くのお客様からご好評をいただいております。チタンのラス網やプレス製品などの白金電極素材の製造も承りますのでお気軽にお問合せください。  


白金電極(リング)

白金電極(リング)

チタンロールラス網

チタンロールラス網

ツマミ

ツマミ

白金電極棒(チタン製)

白金電極棒(チタン製)

ネックレス

ネックレス

白金メッキ装置(H28.10導入)

白金メッキ装置(H28.10導入)



特徴・用途・適応素材・処理可能寸法


特徴
  • 100%の純白金のメッキです。
  • 優美な明るい白色の為、衛生的な水素水サーバー用のチタン製白金メッキ電極ができます。
  • チタンにも直接密着の良い白金メッキ(プラチナメッキ)ができます。
  • 水素水生成器の電極用にチタンに白金メッキ(プラチナメッキ)を付けたチタン白金電極を陽極はもちろん陰極にも使用することで電圧を下げても大量の水素発生が可能です。また 陰極の水素脆性を防ぎます。
  • 装飾品にも使えます。(装飾品などはNiメッキなどの下地メッキをすることもあります)
用途
  • 水素水サーバー、電解水生成器のチタン白金電極や電気化学用のチタン製白金メッキ電極
  • 宇宙産業、電子機器、医療機器
  • 眼鏡、ネックレスなどの装飾品
適応素材
  • 銅、銅合金、真鍮、ニッケル合金、鉄系合金、ステンレス
  • チタン、チタン合金、形状記憶合金
処理可能寸法 300×300×400


よくある質問


白金電極とはどのように作りますか? 

白金電極(プラチナ電極)、チタン電極と呼ばれているものは、耐食性のよいチタンに耐食性のよい白金をメッキすることで様々な溶液に対して化学的に安定な電極を作り、身近なところでは家庭用水素水生成器や整水器の電極や電気化学用電極など使われています。
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もちろん弊社で電極用チタンに白金メッキをつけることはできますし、チタン材料の手配から白金メッキまで一貫してお受けすることも可能です。
白金メッキだけでも処理いたします。
世界で初めてチタン製眼鏡の量産化に成功した「めがねの町鯖江」だからこそ、チタンの加工とメッキはお任せください。どこよりも早く安く良い品質のチタン白金メッキ電極を製造いたします。
⇒チタン製白金電極のお問い合せはこちらへ

チタン製の電極棒や板、ラス網のエキスパンドメタルなどに密着性の良い白金メッキ(プラチナメッキ)をすることによりチタンの導電性を改善したチタン電極ができます。
チタンの白金電極は電解水素水生成器の電極や貴金属めっきの不溶性陽極など電気化学分野で広く使われています。
基本的にチタンも白金も非常に耐食性、化学的安定性が良いので、あらゆる薬品の電極として使用できます。(チタンはフッ化物に、白金は王水に溶けます)

また、白金の持つ耐酸化性、耐熱性もメッキすることによりチタン素材に付加できます。
(株)ワカヤマではチタン製の電極棒やエキスパンドメタルの手配から白金メッキまで一貫してお引き受けしております。
チタン製白金電極の形状設計のポイント

他に白金メッキが使われる例としては、装飾用にイヤリングや時計、眼鏡、工業分野では宇宙産業、電子機器、医療機器などがあります。
以下が弊社で材料から手配したチタン製白金電極の写真です。


チタン白金電極(ロールラス網)

チタン製白金電極棒、リング

チタン白金電極(ラス網にチタン製バーを溶接)

チタン白金電極(ラス網、ボンド切断)

*白金の性質
原子番号78、原子量195.7、比重21.45、融点1773℃
化学的に非常に安定で王水以外には溶けない。耐酸化性、耐食性に優れる。
メッキとして装飾用、電子機器、医療・航空機器、自動車の排ガス浄化の触媒、チタンにメッキし電極などに使われる。

白金メッキの工程を教えてください。

◆チタンに白金メッキ加工する場合の工程のご紹介

洗浄→エッチング(強酸でチタンの表面酸化層を取る)
→ブラスト(さらに表面酸化層を機械的に削り取ると同時に表面に凹凸を作る事により表面積を増やしメッキの密着性を向上させる。 表面は艶消し状になります)
<メッキ工程へ>
→ラック掛け
→洗浄
→酸活性
→白金メッキ
→洗浄
→乾燥
→ベーキング(350℃×30min)

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白金電極を長持ちさせるコツはありますか?

◆白金電極を長持ちさせるこつ

チタン白金メッキ電極を使用する場合、メッキが薄すぎる場合は高電流密度作業は白金の消耗を早めるため、あまりお勧めできません。特にフッ素系の酸、強苛性アルカリ、高濃度シアン浴等の薬品中では注意が必要です。メッキが薄い場合チタン素材まで達するピンホールが多数あるため、ピンホールの下のチタンが酸化され破壊し白金メッキを下から脱落させる為と考えられます。

また、電極を少しでも長持ちさせる方法として以下のことが考えられます。
①電流密度を下げる→電極の面積を大きくする、電流値を下げる
②陽極(チタン白金電極)と陰極の面積を大きくする
③電解液の温度をできるだけ下げる。30℃と60℃で耐久試験をすると30℃での耐久時間は60℃の3~5倍長持ちします。高電流密度で電解すると温度の上昇が激しいので注意が必要です。
温度が上がりすぎる場合は冷却が必要です。
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白金メッキとロジウムメッキの色は違いが有りますか?

弊社の白金メッキ(プラチナメッキ)とロジウムメッキはほとんど同じ色です。

ただ、メッキ屋さんによっては白金メッキが少し暗い色のところもあるかもしれません。
ロジウムメッキはどこもほとんど同じ明るいシルバーだと思います。
比較のため白金メッキとロジウムメッキの写真を撮りました。
左側の2枚が白金メッキ、右2枚がロジウムメッキです。実物を見てもほとんど違いは有りません。
白金メッキのページへ
ロジウムメッキのページへ


(左)白金メッキ (右)ロジウムメッキ:上はブラスト処理を施してある

白金電極とは?

白金電極、チタン電極と呼ばれているものは、純チタンの板やエキスパンドメタルに白金(プラチナ、Pt)をメッキし、陰極と不溶性陽極の電極を作るものです。メッキの厚みは電極の使用条件、スペックによりご希望の厚さをご指定することが出来ます。水素水生成のための水道水の電気分解には0.5~2.0ミクロンをお勧めしています。(1ミクロンは千分の1ミリ)

◆効率的な水素発生の為のチタン製白金電極の条件
メッキ(電解メッキ)に携わる者として電気化学的に分かる範囲でお答えしますが、コストアップ要因になるのでご注意ください。
①電流分布を均一化させる。
・電解液中の電流は極板の角や端面から集中して流れる性質があるので、板材をラス網やパンチングメタルに変える。
・陰極と陽極の極間距離を出来るだけ離す。
・極板に大きな凹凸をつけない。(部分的に極間距離が短くなるとそこに電流が集中します)
・極板のとがった角をなくす。角は三角に切ったり丸くする。  
電流は思った以上に流れやすい所に集中して流れますので注意が必要です。極板の位置による電流密度の差は何十倍~何百倍にもなることはよくあります。

②白金電極の表面積を大きくする為に板材からラス網、パンチングメタルなどに変える。陰極と陽極の対面する面積を大きくする。
③白金電極の断面積を厚くし段面積当たりの許容電流値をオーバーしない。
発熱するのは断面積当たりの電流値が高すぎるため。発熱した分の電流は無駄に使われています。銅とチタンの相対的伝導性は銅を100とした場合、チタンは3程度しかありません。参考までにアルミは30~50、真鍮は20~28、ステンレスは2.3~3.5、軟鉄12となります。

④白金電極との接点について
接触抵抗を下げるために接点はネジ、溶接などでしっかり止める。わに口のように点でとめる。線は力が弱くなる。接点は出来るだけ離して、多く取る。

⑤チタンは電流が流れにくいので白金メッキを厚くする
電気抵抗率(20℃) 銅:16.78nΩ・m 、金:22.14nΩ・m、 白金:105nΩ・m 、チタン:420nΩ・m

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白金メッキの工業的応用例と膜厚

(株)ワカヤマの推奨するプラチナメッキの膜厚は、水素水生成器用の白金電極などは0.5ミクロン~2.0ミクロン(水道水の電解)、装飾品は0.1ミクロン~0.5ミクロン程度です。 電解液の種類、温度、電圧やその製品のグレードにより変わりますのでお気軽にご相談ください。

白金メッキの膜厚例(新めっき技術 関東学院大学出版会より)


用途 素材 メッキ厚さ(ミクロン)
航空機部品 ニオブ系合金 10
航空機部品 sus347 10
電極 sus316 10
電極 チタン 2~7
電極 チタンメッシュ 2~7
電極 チタンワイヤ 10
白金の相場は?

白金は貴金属なので毎日相場が変動します。その為メッキ単価も前月の平均相場を参考に変動します。

毎月の白金相場変動
税抜工業レート(売り)月間平均 田中貴金属(株)発表
単位 g/円

H30年

1月 2月 3月 4月 5月 6月
3,580 3,507 3,329 3,263 3,258 3,202
H30年

7月 8 9月 10月 11月 12月
3,044 2,929 3,673 3,060

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白金の性質

Platinum プラチナ、元素記号はPt
原子番号78、原子量195.7、比重(20℃)21.45、融点1773℃、電気抵抗率105nΩ・m(20℃)、 白金族元素の1つ、白金の融点は1769℃と非常に高温であり、また化学的に非常に安定で金と同じく王水以外には溶けない。

耐酸化性、耐食性に優れる、非常に酸化されにくいなど化学的にも安定で、その性質を利用して自動車の排気ガス浄化の触媒や電子機器、医療機器などに使われています。 メッキとして装飾用、電子機器、医療・航空機器、チタンに白金メッキし白金電極として水素水サーバー、電解水生成器や電気化学工業にも使われています。


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