ロジウムメッキ
優雅で高級感のある輝きのロジウムメッキ。
眼鏡、ネックスレスなどの高級装飾品に使われます。
ロジウムメッキについて
ロジウムメッキ(ロジュームメッキ、元素記号はRh)は 華やかな白色光沢です。耐食性、耐摩耗性が良く、変色しないためネックレスなどの装飾用の他に工業用にも使われます。硬度は工業用クロムメッキと同程度で非常に硬く、500℃以下では変色もしません。
ロジウムメッキは高価なため通常は最上層にフラッシュメッキにしますが、Niメッキの上に直接ロジウムを付けると電気化学的腐食が起こりやすいため 中間にパラジウム-Niメッキや金メッキを挟みます。近年、自動車の排ガス触媒として使われるためにロジウムは非常に高額になってしまいました。
特徴・用途・適応素材・処理可能寸法
特徴 |
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用途 |
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適応素材 |
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処理可能寸法 | 200×200×200 |
よくある質問
- ロジウムメッキとは?(ロジウムメッキの性質、用途)
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ロジウムメッキは高貴な銀白色の輝きを持ち、白金属の6元素では最も優れた物理的性質を持っています。
よく言われるのは、銀白色のメッキの事を指して「ロジウムメッキしてください」とおっしゃる方がいらっしゃいますが、銀白色のメッキはニッケルメッキ、パラジウムメッキ、銀メッキ、白金メッキ、クロムメッキ、亜鉛メッキなどなどたくさんありますのできちんと区別してから指定してください。ロジウムが一番高いです。
またロジウムメッキの下には必ず下地メッキとしてニッケルメッキやパラジウムメッキを付けてから ロジウムメッキは一番上に薄く0.05μ~0.3μほど付けます。素材に直接ロジウムだけを何μも付ける事はまずありません。
ロジウムの性質は化学的に安定で酸、アルカリに強く酸化や変色もほとんどありません。
耐食性、耐熱性、電気伝導性、耐摩耗性、反射率などが優れ、硬度もHv800~1000と非常に高く、装飾用だけでなく電子機器や光学機器など工業用としても利用されています。
ロジウムメッキはニッケルメッキを下地にした場合、両金属間の電位差が大きい為、局部電池が形成され電気化学的腐食が起こりやすく耐食性があまり良くありません。
この為、弊社では下地にパラジウムメッキを施し耐食性が上がるようにしています。
金属ロジウムの性質
元素記号 Rh 白金属元素
原子番号 45
原子量 102.91
比重 12.5
融点 1966℃
硬度 Hv800~1000(メッキ皮膜の場合)
通常の酸やアルカリには侵されない
<ロジウムについてもっと詳しく知りたい方は>
⇒ロジウムメッキのページへ
ロジウムの性質
英:Rhodium 元素記号Rh 原子番号45
比重12.5 融点1966℃、反射率85%(可視波長域)
白金属の1つ、貴金属にも分類される
非常に化学的に安定で通常の酸やアルカリには溶けない。300℃で発煙硝酸に侵される。
実績紹介
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