会長の戯言 ブログ

美しい女性は必見!ツルツルお肌と生物多様性の研究

先日 ラジオを聴いていたら 貧しい国の子供たちの肌はツルツルでアトピーなんて全くない

そうです。(ツルツルと汚れてきたないは違います)

なぜか???  彼らは はだしでかけずり回り、ろくに風呂にも入らないのに・・・

 

そうです。風呂に入らないからツルツルなんです。

では、お肌ツルツルになるには風呂に入ってはいけないのか???

 

タモリの健康入浴法とかが 以前話題になりましたが タモリは風呂に入っても石鹸は使わ

ず タオルでこするだけ  それで60歳を過ぎてもお肌がツルツルらしいですね。

最近では福山正春(こんな字?)も石鹸を使わないらしいです。

 

でも それだけではまだ説得力が不足してますね。 とても実践する気にはなりません。

最後まで読むと お肌ツルツルの入浴方法が書いてありますよ。

 

人間の体には常在菌と言って 常に何百種類もの菌が住んでいます。

体の中にもいますが、肌にも表皮ブドウ球菌、アクネ菌などがたぁーーくさん居て

皮膚の脂や垢を食べて分解 つまりお肌を掃除し、オレイン酸、ステアリン酸、酢酸な

どを出し、それを食べる菌が居たり、菌同士の食物連鎖や共生などの複雑な関係が絶妙

なバランスで成り立っているのです。

 

ちょうど自然界の食物連鎖の一番下の多くの細菌が 動物の死骸や枯れ葉、排泄物を

食べて 炭酸ガスや、有機物に分解し植物の肥料を作っているようですね。

あなたの顔面では常時 食物連鎖が起きているのです。

なんか気持ち悪いですね。

 

そして常在菌はお肌を弱酸性に保ち 彼らは弱酸性でなければ生きていかれません。 

そしてまた不思議なことに皮膚に存在しない菌や病原菌は弱酸性では増殖できない、死

んでしまうのです。大腸菌や緑膿菌が死んで お肌が健康になるのです。

 

もう分かりましたね。

そうです。アルカリ性がいけないんです。アルカリ性の石鹸や界面活性剤が病原菌と一

緒に役に立つお肌の菌まで根こそぎ殺してしまうのです。

界面活性剤には殺菌作用もあり、これと石鹸のアルカリ性と ごしごし洗いすぎにより常

在菌が流される  この3つの作用でお肌をきれいにする菌が居なくなってしまうのです。

赤ちゃんは石鹸で洗っても 数時間で常在菌が元の数に戻りますが 歳をとるとだんだん

元に戻る時間が長くなります。

50歳も過ぎると 1日経っても元に戻らないとか・・・ つまり どんどん減っていくのです。

 

常在菌と人間は共生し合っているのです。

人間の口の中には100億個の菌が生息しています。腸内には100種類・100兆個の菌が

います。これらの菌の総重量は成人1人あたり1kg以上というから びっくりですね。   

体内に住んでいる菌は 人間の体にとって良い菌も悪い菌も すべて必要でそれらが共

生できる状態が人間にとって健康な状態なんです。

 

つまり 何百種類の菌と人間はお互い共生関係にあり 菌による体内の生物多様性状態が人間を

生かし、人間が菌を生かしているのです。 

 

だんだん哲学的になってきました。

長くなってきたので お肌ツルツル入浴法は次回のお楽しみということで・・・


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