金メッキについて

金メッキは一般的に何ミクロン付けますか?

金メッキに限らずどのメッキでも、適切な厚みに関してのご質問はよく受けます。または「金メッキをしてください」というだけで 何ミクロン付けるのかまったく考えていない方もたくさんいらっしゃいます。

しかし「一般的」と言われても何が一般なのでしょうか?
ご自分の製品に何ミクロン付ければ良いのか?その判断材料、決定方法がよくお分かりにならないのでそうおっしゃるのでしょうが、「一般的」と言われてもその基準がよく分かりません。

例えば、眼鏡で考えましょう。眼鏡は100円均一でも売っていますし、5000円、9800円、2万円もあります。国産品なら枠だけで3~4万円が相場でしょうか。小売価格が400倍も違う訳ですから金メッキの厚みも違うことは容易に想像できるでしょう。
ブランド品や超高級品は別としてもはたして 眼鏡はどの値段帯が一般的なのでしょうか?

眼鏡、ネックレス、指輪、腕時計、置時計、万年筆・・・
金メッキが付いているものはたくさんありますが、値段帯も様々です。

メッキの厚み(=メッキ加工費)を決めるのはあくまでお客様にしかできないのですが、メッキ業者としてのアドバイスは致しますので以下のようなことを判断材料に教えてください。その製品は何のか、どのくらいの品質、耐久性、耐食性をお求めなのか、上代または工場出荷額はいくらなのか、製品のグレード、などなどです。

しかし、弊社もメッキ屋とはいってもメッキをした製品が小売店でいくらで売っているのかは逆にほとんど知りません。(そのようなことはお客様に聞けませんので)
その辺りが難しいところですが、やはり一番の決め手はメッキにどこまでの品質を求めるかということでしょうか。

一口に何ミクロンとは言えませんので、詳しくは取り合えずはお気軽にご相談ください。
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