色彩のお話 パート12 虹の色は何色ある?
「えっ!虹の色は何色あるなんて当たり前のことを何言ってるんだ!7つに決まってるだろ。」
日本人ならほとんどの人がそう答えるだろう。私もそう思っていた。虹は自然現象なので日本でも、アラスカでもアフリカでも同じ太陽を見ているのだから虹も同じに決まっている。
どう考えても違うはずがないのだが、
ところが先日パソコンをいじっていたら 違う答えをする国があるらしいことが書いてあった。7色と考えているのは日本・韓国・オランダらしい。
6色と答えるアメリカ・イギリス、5色のフランス・ドイツ・中国 ここまではまだ理解できる。アフリカなどの何とか族は3色、2色と答えるらしいのだ。なんと昔の沖縄の人も2色だと思っていたらしい。テレビの「ケンミンショー」で具志堅さんに聞いてほしいのだが・・・・
でもさすがに現代の沖縄の人は2色とは言わないかな~?
でもどうして7色なんだろう。簡単に言えば「虹は七色」、「なないろの虹」と虹と習ったから7色なんだろうということです。他にバックの空の色が国によって違うから虹が違う色に見えるとか、ニュートンが「ドレミファソラシ」の7に合わせた、7は縁起がいいなど諸説あるようです。
7色を順番にきちんと答えられる人はあまりいないような気がする・・・。
虹の色の順番やなぜ丸いのかなどはまた別の話なので 気になる人は以下を見てください。結構わかりやすく解説してくれます。
色彩のお話シリーズ
パート1、色彩についてパート1の始まりです
パート2、カメレオン現象は困ります
パート3、あなたは「白」から何をイメージしますか?
パート4、みんな大好きな 「赤」
パート5、つめたぁーい 「青」
パート6、目立ちそうではっきりしない 「黄色」
パート7、元気になる色 「緑」
パート8、シックでおしゃれな闇夜の「黒」
パート9、イメージが薄い「茶色」
パート10、四十八茶百鼠の苦しいけど粋な江戸の色彩文化
パート11、このリンゴは他の人も同じ色に見えているのだろうか?