提案事例集Product Case

メッキの密着性を向上させる製品形状設計のポイント メッキ

Before



上記のような角ばった形状の製品では、角の内側はバフ研磨もバレル研磨もできない場合があります。そのため、メッキ後に研磨不良でくもりがでたり、溶接の場合は焼けが残るため、メッキの密着度が悪くなり、メッキ密着不良の発生が起こりやすくなります。



After



上記のような研磨工程がスムーズに行える角のない形状にすることで、隅々まで研磨が可能になり、メッキをより密着させることができます。これにより、製品のメッキ自体の耐久性が向上し、全体がきれいな光沢状態で仕上がり、製品の不良発生率を減らすことが可能となりました。


設計段階でメッキ処理工程のことまで考慮することで、メッキの品質を安定させることができます。設計上問題が無い範囲内で形状変更できれば、研磨やメッキ品質の向上により、製品のリードタイムの短縮やコストダウンが可能となります。


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