よくある質問

染料とは?塗装に使う染料とはどんな色ですか?

染料とは、水に溶けて、加工品の中に入り込んでいくものをいいます。
塗料に分散された場合は、染料分子はは顔料分子よりも小さいので色は透明になります。
顔料は不透明な色になります。
同じ青でも「透明色」と「不透明色」の青があります。

19世紀にヨーロッパで化学染料が発明されるまで、世界中の染料が天然染料でした。 天然の染料は、単色性染料と多色性染料に大別されます。 単色性染料は、直接染料ともいい、染料から取り出した(抽出した)色素でつくった染液に加工品を浸すと、ほぼ液の色と同色に染まるものです。 ひとつの染料からひとつの色相しか得られません。 多色性染料は、媒染(ばいせん)染料とも呼ばれ、加工品を染めるには仲介者(媒染剤:ばいせんざい=金属塩)を必要とします。そして、種類によって、ひとつの染料から複数の色相を得ることができます。


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