焼付塗装から電着塗装、樹脂塗装、各種メッキ処理まであらゆる表面処理加工の専門工場です。ISO認証取得

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製品詳細 | 塗装
焼付塗装

焼付塗装方法について

焼付塗装(注1)とは 塗料に熱をかけて硬化させる塗装方法です。
焼付け温度に関しては塗料の種類にもよりますので、はっきりとした定義はないようですが、弊社では主にアクリル樹脂塗料を使い160〜180℃×20〜30分間焼付けます。通常、焼付塗装の樹脂は100℃以上に加熱しないと架橋結合(橋かけ反応)しません。
つまり 焼付塗装はこの温度に耐えられる金属製工業部品やカーボンなどの耐熱性樹脂などにしか塗装できません。
⇒よくある質問<焼付塗装とは?金属塗装とは?
 
焼付塗装
パソコン筐体(エポキシ+アクリル焼付塗装、四隅はマスキング)
焼付塗装
 
通信機器カバーの焼付塗装+シルク印刷
焼付塗装
アルミサッシ/白、グレー、ブラウン焼付塗装

メタリック焼付塗装 アーチェリーウェイト
メタリック塗装
  (株)安曇製作所製 
    アーチェリー用ウェイト
焼付塗装
 カラークリア塗装
   アルミ製品
 
アンティーク仕上げ、古美仕上げアンティーク仕上げ(古美仕上げ)
アンティーク色見本

(注1)焼付塗装: 焼付塗装と言う言葉は塗装関係の専門書には見当たらないので、正式な言葉ではないようです。 塗料の分類方法として乾燥方法から「焼付乾燥用塗料」「加熱重合塗料」などとは言いますが、 「焼付塗装」と言うのは塗装方法(はけ塗り、エアースプレー、静電など)や塗料樹脂の種類(アクリル樹脂、メラミン樹脂など)、被塗物の種類(金属、プラスチックなど)などからの分類ではなく、「焼付け乾燥用塗料を使った塗装」と言う意味の業界用語であるようです。
(注2)金属塗装: 金属塗装と言う言葉も塗装の専門書にはありません。金属用だからといって 焼付け乾燥用塗料だけではなく ビルの鉄骨などは常温乾燥用塗料を使います。はっきりさせるために「金属焼付塗装」と表記してあることもあります。


特徴として焼付けるため塗膜が硬く、密着も良く、耐光性、耐摩耗性にも優れます。
焼付け時間は予備乾燥から本焼きまで1時間程度で終了するので納期に余裕が持てます。常温乾燥型の2液性ポリウレタン樹脂塗料は指触乾燥するのに5〜6時間以上、完全硬化に4〜5日かかります。
焼付塗装は10〜30ミクロン程度の厚みでも抜群の耐食性があります。弊社では熟練工が全てスプレーガンで均一な膜厚になるように塗装しています。

焼付塗装の樹脂の種類はメラミン樹脂塗料、アミノアルキド樹脂塗料、ポリウレタン樹脂塗料、エポキシ樹脂塗料、アクリル樹脂塗料など様々な塗料樹脂があり その中から その製品の用途に合った最適な塗料を選択いたします。金属塗装(注2)だからといって焼付塗装ばかりでなく 常温乾燥の2液硬化型ポリウレタン塗装が最適な場合もあります。
塗料樹脂の種類による性能比較

焼付塗装は 大量生産向きの 「電着塗装」 とは違い スプレーガンで塗装するので少量の塗料でも調色できるため多品種、小ロットから大量生産まで対応可能でメガネやアクセサリーなどの高級小物装飾品などの金属塗装に使われる他、板金プレス製品、鉄鋼・アルミニウムなどの金属製品の工業塗装に使われています。

各種模様塗装やメッキとの組み合わせにより カラー塗装にポイント金メッキ、アンティーク調塗装(古美仕上げ)など様々な意匠性アップの方法もご提案いたします。他にもメタリック塗装、パール塗装、しぼ目、レザー(皮)調塗装大理石模様などの様々な模様塗装もご相談ください。

機能性塗装としては傷の自己修復、耐熱性、放熱性、抗菌、脱臭、潤滑性、導電、絶縁など様々な塗料が開発されていますので これらもお気軽に(株)ワカヤマにご相談ください。実際のカラー見本の写真はこちらをご覧ください。⇒カラー見本のページへ

また弊社では素材の種類により 塗装下地としてのメッキ処理、下塗りプライマーの選定、リン酸亜鉛処理、クロメート処理、カチオン電着塗装などを行い製品のグレード、使用環境に合わせた最適な焼き付け塗装の処理方法をご提案いたします。これらの表面処理は基本的に全て社内で行います。(一部 協力工場もあります) これらの塗装方法はメッキ加工と化成処理から焼付塗装、電着塗装処理まで すべて自社内で一貫生産している(株)ワカヤマだからこそできる加工方法です。

樹脂製品やプラスチックと金属が組み合わされている製品など 焼付塗装ができない製品は常温で硬化する、2液硬化型ポリウレタン樹脂の 樹脂塗装 を使います。

(株)ワカヤマはISO9001(品質)、ISO14001(環境)を取得し 各種メッキ処理、リン酸亜鉛・クロメート処理などの化成処理から電着塗装、焼付塗装、樹脂塗装まで社内で一貫生産できるため トータルな品質管理と納期の一元管理が可能です。表面処理の事なら何でも安心してお任せ下さい。
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特徴・用途・適応素材・処理可能寸法

特徴 弊社の塗料、シンナーは全てRoHSに対応している製品だけを使っています。全ての塗料、薬品に対して製品安全データシート(MSDS)を用意してありますので いつでもご提出いたします。 メッキやサンドブラスト、ヘアーライン、レーザーなどと組み合わせてさらに幅広い表現が可能です。
工場内で行う工業塗装(注3)です。
  • メタリック、パールマイカ、つや有り、つや消し、蛍光、キャンディーカラー
  • 機能性塗料・・・耐熱、放熱、遮熱、抗菌、非粘着、すべり性、セルフクリーニング、光触媒(酸化チタン)セラミック、フッ素、シリコン
  • 模様塗装・・・マーブル調(石目塗装)、レザー調、サンド調、シボ目、ソフトタッチ
  • 工芸塗装・・・アンティーク調(古美仕上げ)、2色塗装、ぼかし、グラデーション
 
(注3)工業塗装: 工業塗装という言葉は学術的定義は無く業界用語である。工場内で行われる塗装という意味。 現場で塗装する「現場塗装」などと分けるために付けられた言葉。(最新工業塗装ハンドブックより)
用途
  • 様々な金属製品、工業製品の耐食性アップ、装飾性・意匠性をアップとして差別化。
  • 眼鏡、ネックレス、アクセサリー、文具、雑貨、小物装飾品などあらゆる金属製品のカラー化。
  • カーボン樹脂などの耐熱性のある樹脂製品の装飾。
  • ボルトなどの色付けによる識別。傷防止、変色防止
  • 金属や耐熱性樹脂に様々な機能や装飾性を持たせたい時に。
適応素材
  • 各種金属・・・・SPCC、SECC、チタン、超弾性合金、ステンレス、アルミニウム、銅合金、真鍮、マグネシウム、磁石、メッキ製品(Ni、黒Ni、黒クロム、クロム、金など)
  • 耐熱性樹脂 (180℃以上)
  • リン酸亜鉛、クロメート処理済の製品
処理可能寸法 小物〜1m弱、10Kg以内位まで

焼付塗装についてのよくある質問

ギャラリー

検査風景

 動画 眼鏡の塗装実演



検査風景

検査風景

塗装スタッフ1

 塗装スタッフ




塗装ブース

塗装作業
                                        

塗装スタッフ

 塗装スタッフ




焼付け乾燥炉

焼付け乾燥炉

 

塗装の種類 ― 塗料樹脂の種類による性能比較

ある塗料メーカーの樹脂別の性能表をまとめてみました。(白での比較)

  メラミン樹脂塗装 アクリル樹脂塗装 ウレタン樹脂塗装
硬化法 焼付け 焼付け 常温
硬化温度×時間 130℃×20分 160℃×20分 完全硬化 20℃×5日間
鉛筆硬度 F〜H 3H F〜H
耐衝撃性 500g×40cm 500g×40cm 500g×50cm
耐屈曲性 3mm折り曲げ 4mm折り曲げ 4mm折り曲げ
耐水性
20℃浸漬
24hr 300hr 300hr
耐酸性(5%硫酸) 24hr 72hr 72hr
耐アルカリ性 5%Na2CO3/96hr 5%NaOH×120hr 10%NaOH×24hr
耐塩水噴霧 48hr 240hr 240hr
耐光促進性 キセノンランプ
360hr 後70%
サンシャインカーボンアーク
2,000hr 後85%
サンシャインカーボンアーク
250hr 後90%

注:これらの試験結果が実際の使用状況で何年間かという相関性は一概に言えません。

  • *キセノンランプ、サンシャインカーボンアーク共に紫外線を照射する光源であるがキセノンランプの方がサンシャインカーボンアークよりも劣化が遅い
  • *メラミン樹脂(焼付塗装)とアクリル樹脂(焼付塗装)・ウレタン樹脂の耐薬品性能に大きな差があるようですが、塗装方法、膜厚、 素材などにも影響されますので 実際にはこれほどの差は見られません。メラミン樹脂でも通常の製品なら十分な性能があります。

塗装用樹脂の種類と特徴

エポキシ樹脂塗料

エポキシ樹脂塗料は付着性が良く、金属、ガラス、木材、コンクリートなどあらゆる素材に適合するため広範に塗装される。耐食性、耐薬品性にも優れる。ただし耐候性に劣り、下塗りプライマーや屋内で使用される製品、船舶・鋼構造物用の防食塗料への塗装例が多い。分子の両末端にあるエポキシ基にアクリルモノマー、アミンを結合させた変性エポキシ樹脂塗料も使用されている。

メラミン樹脂塗料

メラミン樹脂とアルキド樹脂を混合した塗料である。正しくはアルキド・メラミン樹脂塗料と呼ばれ焼付塗装に使われる。アルキド樹脂が主体でメラミン樹脂は焼付けたた時の架橋剤である。メラミン、尿素、ベンゾグアナミンなどのアミノ化合物とホルムアルデヒドの縮合樹脂を総称してアミノ樹脂と呼ぶので アミノアルキド樹脂の1種である。車両、電気製品をはじめ様々な金属製品に塗装されている。

アクリル樹脂塗料

アクリル樹脂塗料は水溶型、溶剤型透明性、エマルジョンタイプなどがあり それぞれが熱可塑性と熱硬化性に分類される。アミノアルキド樹脂と比較して さらに塗膜硬度が高く、透明性、光沢保持性、耐薬品性、耐汚染性、耐候性に優れていることから 自動車上塗り、家電製品、建材等に使われている。アニオン電着塗装も透明性に優れたアクリル樹脂である。樹脂が透明な為 金属感のある独特なカラーが実現できる。

ウレタン樹脂塗料

2液型ポリウレタン樹脂塗料が代表的である。耐水性が良く金属プライマーとして広く使われ、軽金属や亜鉛メッキに付着性が良い。耐薬品性、耐食性に優れ、作業性が良いので自動車の塗り替えや補修塗装に使われる。
塗装の分類

模様塗装の種類

レザーサテン塗装

塗料中に微細なビーズを混入させて、塗装表面にざらつきをもたせた模様塗装。 素材の傷やスポット跡を隠す為、研磨やパテの工程が省けます。色々な大きさのサテンビーズがありますが、大きすぎたり、混入量が多すぎるとストッキングに引っかかるなど思わぬトラブルになります。

レザートーン塗装

塩ビ系塗料により、平滑な塗装面に不規則な凸部のでこぼこ模様を作る塗装。これも研磨やパテが省けます。

クラッキング塗装、ひび割れ塗装

中塗りした塗装面に、クラッキングエナメルを塗装すると乾燥するにつれて亀裂を生じひび割れしたところに中塗りの色が現れます。配色によっては皮調に見えるのでレザー塗装と呼んだり、亀甲模様にも見えるので亀甲塗装とも呼びます。

レザー塗装(焼付塗装)      ⇒ レザー塗装のカラー見本

レザー塗装(焼付塗装)

マーブル調塗装       ⇒マーブル塗装のカラー見本

マーブル塗装

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